= 最新情報 = == 20101214 Catalyst 10.12 == kernel 2.6.31-22-generic(Ubuntu 9.04)で動作を確認。このバージョンで6870を認識した。明日6970/6950が解禁。 == 20101206 リモートシステムのアップデート方法 == kernelのアップデートがあった時には、xdmが立ち上がらない設定してから再起動し、その上でCatalystを再度インストールするのが安全だろう。Ubuntuで起動するデーモンを変更する楽な方法は、sysv-rc-confというコマンド(aptitudeでインストール可能)を使う。デフォルトのrunlevelは2なので、2のコラムのxdmをoffにする。そして、再起動、Catalystインストール、再起動、"dmesg | grep fgl"でdriverが正しく動作しているか確認、xdmを立ち上げるというステップで。dmesgでは例えば以下のような行が含まれているはず。 {{{ [ 10.655804] [fglrx] module loaded - fglrx 8.79.4 [Oct 26 2010] with 1 minors }}} Catalyst 10.11の場合。これ、まだ6870とかはサポートしてないのであった。ボードはあるがテストできず。 == 20101124 Catalyst 10.11 == kernel 2.6.31-22-generic(Ubuntu 9.04), 2.6.32-26-generic(10.04 LTS)で動作を確認。 2枚のGPUを認識出来ることも確認。この場合DISPLAY変数は {{{ export DISPLAY=:0 }}} とすればよい。aticonfigが生成するxorg.confはおかしいので、修正が必要。認識した場合の[attachment:xorg.conf]の例。 == kernelのバージョンアップで動作しなくなった時 == Ubuntuでは自動的に起動するカーネルは/etc/default/grubの"GRUB_DEFAULT"で指定されているので、これを古いカーネルに変えればよい。この場合の番号は {{{ grep menuentry /boot/grub/grub.cfg }}} でリストされる順番。0から数える。/etc/default/grubを修正したら、 {{{ sudo update-grub }}} を実行すること。これをしないと設定が反映されない。 == 20101109 Catalyst 10.10 == kernel 2.6.32-25-generic(Ubuntu 10.04 LTS)で動作を確認。これは現時点の最新のカーネル。 = Catalystのインストールと設定方法 (2010年11月版) = == 動作環境 == * Ubuntu 10.04 LTS * x86_64 * Core i7, PhenomX6 1090Tなどで動作確認 == 設定方法 == 1. 10.04LTSをインストールし最新の状態までアップデートする 1. 必要なパッケージをインストール。以下は例。(あとで確認) {{{ % sudo aptitude install build-essential cdbs fakeroot dh-make debhelper debconf libstdc++5 dkms linux-headers-$(uname -r) ia32-libs }}} 1. Catalystをダウンロード http://support.amd.com/us/gpudownload/linux/Pages/radeon_linux.aspx?type=2.4.1&product=2.4.1.3.42&lang=English 1. インストール (10.10の場合) {{{ % sudo ./ati-driver-installer-10-10-x86.x86_64.run }}} 1. Xの設定。display managerとしてxdmをインストールする {{{ % sudo aptitude install xdm }}} 1. "-ac"をX serverの起動オプションに加える {{{ % sudo vi /etc/X11/xdm/Xservers % tail -1 /etc/X11/xdm/Xservers :0 local /usr/bin/X :0 vt7 -nolisten tcp -ac }}} = Stream SDKのインストールと動作確認 (2010年11月版) = 1. SDKをダウンロード http://developer.amd.com/gpu/ATIStreamSDK/Pages/default.aspx 1. 好きな場所に展開 {{{ % cd /opt % sudo tar xvf ati-stream-sdk-v2.2-lnx64.tgz % sudo ln -s ati-stream-sdk-v2.2-lnx64 opencl }}} 1. OpenCL ICD用のファイルをダウンロードして展開 http://developer.amd.com/Downloads/icd-registration.tgz {{{ % cd / % sudo tar xvf icd-registration.tgz }}} 1. DISPLAY環境変数の設定 {{{ % export DISPLAY=:0.0 }}} 1. OpenCLのテスト 実行結果 [attachment:CLInfo.txt] {{{ % /opt/opencl/samples/opencl/bin/x86_64/CLInfo }}} 1. CALのテスト 実行結果 [attachment:hellocal.txt] {{{ % /opt/opencl/samples/cal/bin/x86_64/hellocal }}}